オートプラザ諏訪の
「はたらく」講座へようこそ!
今日は3人の学生さんが参加してくれます。

素直くん(高1)
少しぶっきらぼう。
思ったことはそのまま伝える。

未来さん(中3)
真面目ながんばり屋。
周囲から認められたい。

優くん(高2)
おとなしくて聞き上手。
人のことによく気づく。

「みなさん、こんにちは。本日お話をさせていただく河西です。」
「今日はですね、『はたらく』ってどういうことなんだろう、ということを、みなさんと一緒に考えていきたいと思っています。」
「私がみなさんくらいの年齢の頃に、誰かに教えてもらえていたらよかったな、って思う話をしていきますので、気楽に聞いてください。」
「では、さっそくなんですが。みなさんにいくつか質問します。正解とか不正解とか、そういうのは全くないので。思ったまま、答えてみてください。」
問い① あなたは何のために、はたらきたいですか?

「……やっぱり、お金を稼ぐためじゃないかな。一番大事だと思うけど。お金がないと楽しく暮らせないと思います。」

「そうですよね。お金を稼いで豊かに暮らすこと、とても重要だと思います。」
「ここでひとつ考えてみてほしいんだけど、世の中には、仕事に行きたくないな〜って思っている人は、たくさんいそうですよね。そういう人の中には”お金のためだけ”に働いている人もたくさんいると思うんです。」

「あー……。なんとなく分かる気がします。」

「お金は大事で、それは間違いないです。でも、それだけだとしんどくなりやすいから、もう少し先に何かないかな、って探してみてもいいんじゃないかなと思います。」
「ここで、昔から好きな話をひとつ。聞いてください。」
レンガを積んでいる3人の職人に、「何をしているの?」と聞いてみました。
1人目「レンガを積んでます。」/2人目「生活のために働いてます。」/3人目「歴史に残る大聖堂を建ててるんです。」
「きみが選んだのは、2人目に近いよね。でも、どれが正解ってわけじゃないんです。3人目がえらいわけでもない。」

「……よく解らないな。じゃあ、何が違うんですか?」

「仕事の”先”に、何が見えてるか。それだけなんです。目の前のことをこなすだけじゃなくて、その先に何があるか。むずかしくはないんだけど、意識するかどうかで、仕事の見え方がかなり変わりますよ。」

「私は成長のためですね。ちゃんとできる人になりたいっていうか。」

「いいですね!成長したいっていう気持ち、とても大事だと思います。」
「ひとつ質問していいですか?未来さんは誰のために成長したいんですか?」

「えっ!? う〜ん……それは自分のためですかね。仕事ができるようになるとカッコいいじゃないですか。周囲にも尊敬されるし。そういう人に私もなりたいんです。」

「素敵な理想ですね!最初はそれでいいと思います。ただ、自分のためだけだと、ある程度成長したところで止まっちゃうことが多くて。その力を誰かのために使いたいと思った時に、もう一段成長が加速すると思っています。」
「ひとつ、昔から好きな話があって。聞いてもらえますか。」
レンガを積んでいる3人の職人に、「何をしているの?」と聞いてみました。
1人目:「レンガを積んでいます。」 2人目:「生活のために働いています。」 3人目:「歴史に残る大聖堂を建てているんです。」
「あなたが選んだ答え、どの職人に近いと思いますか?」

「どれだろう?……3人目に近い気がするけど、少しニュアンスが違うような……。」

「なるほど。私が思うに、未来さんと3人目の違いって、目の前の仕事の先に何が見えているか、なんですよ。成長したい、できるようになりたい。その先に誰がいるか見えてきた時に、自分の世界が変わってきますよ。」

「……誰かの役に、立てたらいいなって思います。」

「ありがとうございます!とても素敵な意見ですね。」
「じゃあ少し詳しく教えてほしいんだけど、誰かの役に立つって、具体的にどんな場面を想像しましたか?」

「……お客さんにありがとうって言われる場面、とか。」

「いいですね!……じゃあ、そのお客さんはその後、どんな気持ちで家に帰って、どんな時間を過ごすと思いますか?」

「……そこまでは、考えていなかったです。」

「そこまで見えると、はたらくことがもう一段深くなる気がしていて。一個、私の好きな話があるので、聞いてもらえますか。」
レンガを積んでいる3人の職人に、「何をしているの?」と聞いてみました。
1人目:「レンガを積んでいます。」 2人目:「生活のために働いています。」 3人目:「歴史に残る大聖堂を建てているんです。」
「あなたは3人目に近い答えを選んでくれたんですけど、3人目のすごさって、大聖堂を建てているって答えじゃないと私は思っていて。」

「……どういうことですか?」

「その大聖堂が完成した時に、そこで祈りを捧げる人たちの顔まで見えていたんじゃないかなって思っています。仕事の先にある、誰かの姿まで。そこまで見えてくると、はたらくことの素晴らしさがもっと理解できてくると思います。」
問い② 「はたらく」って、どういう意味だと思いますか?

「え、普通に……仕事をすること、じゃないんですか?」

「そう思いますよね。間違っていません。」
「ちょっと面白い話をしてもいいですか。『はたらく』って、語源があるのを知っていますか?」

「えっ?語源…ですか?」

「じつは『傍(はた)を楽(らく)にする』から来ているって言われているんです。傍っていうのは、そばにいる人のこと。その人が少し楽になるお手伝いをする、それがはたらくことの出発点だという考え方です。」

「……仕事をするっていうより、もう少し深い感じがするかも。ちょっと難しいけど。」

「そうですね。仕事をする、その先に誰かがいる。お客さんだけじゃなくて、隣で一緒にはたらいている仲間とか、ちょっと困っている家族とか。そういう身近な人たちを楽にしていくことが、はたらくことの本質だと思っています。」

「……ぼくは、誰かの役に立つことだと思います。」

「うん、きみらしい答えですね。素晴らしい!」
「じゃあ、ちょっとだけ深掘りしてもいいですか。その『誰か』って、どんな人を想像しましたか?」

「えっ!?……お客さん、ですけど……。」

「お客さんのため、そうですよね。それは絶対に大事です。」
「ただ、もう少し広げてみてほしくて。例えば、隣で一緒に仕事している仲間が、今日ちょっと大変そうにしていたとします。そこに手を貸すことも、はたらくことだと思うんですよ。」

「……仲間も、ですか。なんかいいですね。」

「そうだね!じつは『はたらく』の語源は、『傍(はた)を楽(らく)にする』から来ているって言われているんです。傍っていうのは、今この瞬間、自分の隣にいる人のこと。お客さんも、仲間も、家族も、困っている誰かは、みんな傍にいる人なんですよね。」
「役に立ちたいって気持ちを、お客さんだけじゃなくて身近な人みんなに向けられたら、はたらくことは、もっと素晴らしいものになると思います。」

「社会に貢献することだと思います。それって、みんなから求められるはたらきかたってことだから。」

「社会に貢献する、ですか!スケールが大きいですね。それを言えること自体、素直にすごいと思います。」
「ひとつ聞いてもいいですか。社会に貢献するためには、何をすればいいと思いますか?」

「えっと……たくさんの人の役に立つ、大きな仕事をする、とかかな…。でも、大きな仕事じゃなくても社会の役には立っているし…」

「難しいですよね。社会って大きくて、どこから手をつければいいかわかりにくい。そのヒントになるのが『はたらく』の語源なんです。」

「『はたらく』の語源…ですか?」

「はい。『はたらく』は、『傍(はた)を楽(らく)にする』から来ていると言われているんです。傍っていうのは、となりにいる人のこと。その人をちょっと楽にしてあげる、それがもう、はたらくってことなんです。」

「……それが社会に貢献するのと、どう関係してくるんですか?」

「例えば、車を修理した、お客さんが安心して帰る。それで終わりに見えるでしょう。でもその人は、修理した車で家族と一緒に買い物や食事に出かけたりする。」

「……あ!つながってる。」

「そう。まずは目の前の人を楽にしてあげること。その輪が拡がって、社会に貢献することにつながっていくんです。」

河西社長のはたらく講座は一旦ここまでです。
実際の職場体験では、「はたらく」についてもっと深く、直接話す時間があります。
ぜひ実際の職場体験にも参加してみてください。
入社につながった
職場体験エピソード
職場体験がきっかけで、オートプラザ諏訪の仲間になったスタッフがいます。

「あの時の話が忘れられなくて」
メカニックエンジニア MATSUさん
中学生の時に参加した職場体験で、社長の講座を聞いたことが入社のきっかけになりました。専門学校時代も手伝いに来ており、当時の体験が今の「どんな車でも整備できるようになりたい」という確かな目標に繋がっています。
少しでも興味があったら、気軽に参加してみてください。


